私は韓国人で、妻は日本人。
結婚式は韓国で挙げました。
そのとき強く感じたのは、
「同じアジアなのに、こんなに文化が違うのか」ということ。
今回は、実体験も交えながら
日韓結婚式の費用と文化の違いを5つ紹介します。
① ご祝儀の考え方がまったく違う
日本では、ご祝儀は基本的に現金を袱紗に包んで受付で手渡しします。
欠席する場合は、現金書留などで送るのも少なくはないと思います。
一方、韓国はかなりデジタル化しています。
- 銀行振込
- 口座番号を招待状に記載
- 最近ではPAY決済対応も
式に参加しなくても、
オンラインでそのまま送金することが可能です。
「行けないけど気持ちは送る」という文化が
システムとして整っている。
実際、式当日に会場で振込通知が来ることもあり、
受付で現金を渡すという感覚とは少し違います。
韓国では、
- 出席=1万〜5万円
- 欠席=5千円〜1万円
といった“距離感ベース”の金額設定が一般的で、
金額をかなり考えて決める人が多い印象です。
② 披露宴の構造が違う
日本では、
- 挙式(約30分)
- 披露宴(2〜3時間)
が基本構成。
一方、韓国では
披露宴という形式は一般的ではありません。
式は約30分で終了し、
その後は食事会という流れ。
“イベント性”より“効率性”。
ここに文化の差を感じました。
③ 料理スタイルの違い
韓国では
- コース料理
- ビュッフェ形式
が多いです。
ホテル式場でも回転率を重視する傾向があります。
日本は基本的にフルコース料理。
一皿ずつ提供され、時間をかけて楽しみます。
日本は「おもてなし重視」。
韓国は「合理性重視」。
④ 服装の空気感
日本の結婚式は、かなりフォーマル。
- ドレスコード意識
- 黒系スーツ
- 華やかなドレス
一方、韓国は比較的ラフな印象。
もちろんフォーマルではありますが、
日本ほど厳格な空気ではありません。
⑤ 引き出物とブーケ文化
日本では引き出物文化が根強い。
カタログギフトや記念品を用意するのが一般的です。
韓国では引き出物がないケースも多く、
代わりに食事を充実させる傾向があります。
ブーケトスも、日本は未婚女性全員参加型が多いですが、
韓国では事前に指名するケースもあります。
■ なぜこんなに違うのか?
背景には、
- 日本の「おもてなし文化」
- 韓国の「合理性と回転重視」
- 家族・親族関係の在り方
- ご祝儀文化の歴史
などがあります。
大学生活や社会構造の違いについては
「日韓大学生活の違い5選」でも触れましたが、
結婚式もまた、その延長線上にあると感じます。
また、日韓会社文化の違い(名節ボーナスなど)を紹介した
「日韓会社文化の違い5選」とも、
“お金とイベントの考え方”という点で通じています。
■ 実際に両方を知って思ったこと
正直、日本の方が“楽”でした。
金額も決まっているし、流れも明確。
迷いが少ない。
韓国は柔軟で自由な分、
常に「自分の立場」を考える文化があります。
どちらが良い悪いではなく、
社会の空気がそのまま結婚式に出ている。
人生最大のイベントだからこそ、
国の価値観が最も濃く表れるのかもしれません。
結婚式後の二次会文化はお酒は離せないネタですよね。
「日韓お酒文化の違い5選」とも通じる部分があります。
日韓お酒文化の違い5選|チャミスルとハイボール、その飲み方の背景

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